My travel “precious” rules:1




春真っ盛りですね~♪
こう暖かいと、旅に出たくなります。

私は、16歳の時に修学旅行で、
イギリス、ドイツ、フランスを2週間で回ったのをきっかけに
その後からは、個人旅行で2~3年に1回のペースで
ヨーロッパに行くようになりました。
(これからはもっと頻繁に行きたい!)

あちこちに行く度に、
「こういう風に過ごすと、私の旅はとってもいいものになる」
ということが明確になってきて
段々と「自分の旅のスタイル」が確立されてきました。

私は自他共に認める、旅プランオタク。笑

今日はそんな私が
ヨーロッパの旅先で
自分がとことん幸せになるために行っている
「旅のマイルール」をご紹介します♪

書き出したら思いの外多かったので
2回に渡ってご紹介しますね^^




【準備編】


1.スケジュールはぶかぶかにしてあげる



私の場合、ひとつの街に2泊以上すると、
記憶に残る素晴らしく豊かな滞在が出来ると感じました。

日本人は長い休みを取るのが難しい場合もありますが
休みが1週間しか取れないなら、
ヨーロッパの場合は5泊7日となります。
すると実質、完全にそこで過ごせるのは4日間だけ。
だからそんな時は、思い切ってひとつの街や島に絞ります。

そこを拠点に
近くの街に足を伸ばしたりすることは可能なので
暮らしているような感覚も味わえれば、退屈もしない。

そこに暮らす勝手がわかってくるのも
旅の楽しみのひとつです。

どうしてもタイトな日程になるなら
一日のスケジュールに2時間ぐらい、空白の時間を設けましょう。

行ってみて気に入った場所に戻ったり、ボーッとしたり、
ヒトメボレした物を買うかどうか逡巡する時間に使ったり…

「旅先で突然訪れる瞬間を楽しむ」ことに専念するだけで
旅がぐっと豊かになります。

「お得」を捨てて「豊かさ」を堪能する
お気に入りのシステムです。



2.美しい宿が最重要項目




ホテルは便利ならいいや、とか
安いし綺麗だからここでいいよ、とか
そういう選び方もあるとは思いますが

私はヨーロッパの歴史のある街に泊まるなら
その土地らしさを感じさせる宿を選びます。

いつも適当な宿に泊まっていたという人も
私が選んだ宿に泊まると

「このホテルに泊まって本当に良かった!
 宿も思い出になる大切なピースなんだね。」

と言ってくれます。

大事なのは、予約前の徹底したリサーチ。
いい部屋の写真だけを載せているWEBもありますので
TRIP ADVISORで実際のユーザーのレビューもチェック。
(値段に見合わない宿もたまーにあります)

予算を決めて、泊まるエリアを最初から絞り
その中で最上の場所を選ぶと失敗しません。


~私のチェック項目~

・美しいか
・窓やテラスが開放的か
・清潔か
・知的好奇心をくすぐる何かがあるか
・歴史を感じさせるか
・現地らしさがあるか
・リラックス出来そうか
・アイデンティティを感じるか…などなど



3.レストランを大切に♡選ぶ




食事は旅の大切なイベント♡

食事が素敵だと、最高の思い出になります。
逆に、がっかりだと貴重な時間が台無しに!(私の場合)

オススメは、やはり口コミを見ることです。
とは言え、TRIP ADVISORで見るとものすごい数にうんざりする人も居るかも。
(私は好きだからしないけど…)

そういう方に一番オススメなのは
雑誌の特集やガイドブック、ネットでオススメされている店で
自分の好きそうな店をいくつかピックアップして
その真偽をネットで確認すること。
すると自然と幾つかの店が淘汰されて、数軒だけ残ります。

もし要予約のお店で、電話やネットでの予約に不安があるなら
前日のディナータイムに直接お店に行って予約するか
ホテルのレセプションに予約して貰いましょう。

一番危ないのは、ガイドブックからそのまま選んだり
その街で最も高い店なら、と安易に選ぶこと。
たまに痛い目に遭います。(それも旅の思い出ですけどね!)

事前に選ぶのが面倒なら
日中に観光をしながら店を物色するのもオススメです。
ランチやディナーで、地元民で混んでいたらアタリです。
こうして外から物色していると、
外観で美味しい店かどうかわかるようになっていきますよ!

〜私はここをチェック!〜

・口コミの★の数
・素敵なテラス席があるか
・内装が落ち着いて美しいか
・従業員がフレンドリーか
・美味しそうな匂いがしてくるか!



4.旅先でも「最高の自分スタイル」で居る




旅行ならパンツスタイル。
バッグは斜めがけ。
それから帽子も必要だよね…。

そんな風に旅先でのスタイルを決めつけていませんか?

歩きやすいのは大事ですが
だからってヨーロッパの街を旅するのに、
ハイキングの格好をする必要はありません。

私は旅先でも、街中ではドレスです。
ドレスを着ている自分が一番好きだから。

もしあなたがパンツスタイル好きなら
「旅行用の動きやすい格好」としてではなく
「最もお気に入りのスタイル」を目指す。

旅先で素敵な人(男性でも女性でも!)と言葉を交わしたときに、
ずっと行きたかった場所に自分の足で立っていることに感動したときに、
最高に自分らしい自分でいられるように。

そう考えて、トランクに詰める服を選びましょう。


~私流「旅行のNGファッション」の基準~

旅先で目を奪われるような美しい場所に出会ったとき
そこに入ったり、一緒に写真に収まるのを躊躇うような格好



【往路編】


5.機内でも、おいしいものだけを食す



蓋を開けた途端に匂ってくる機材の匂い…
強力な電子レンジで破壊された食材の分子結合…

これからワクワクキラキラの旅へ出るのに
最初の食事がこれなんて!!!(T□T)

機内食は、断れます。

私は、時間がある時はお弁当を手作りします。
旅の最初に食べたいと思う物を、邪魔にならない器(※1)に入れて。
もちろん時間がなければ、買っていってもOK。(※2)

飛行機は12~3時間乗るので食事が2度出ます。
機内食が苦手な私はおにぎりも幾つか握っていきます。
シャンパンが出る飛行機では、おつまみを持っていくのもオススメ!

機内食を大好きな食べ物に代えるだけで
驚くほどワクワクしたスタートを切れますよ♪

※1.捨てられる物や軽いタッパー。タッパーは旅の途中も役に立ちます。
※2.飲み物だけは、ゲートの外で買った物は持ち込めないので注意。



6.宿に着いたらドレスを呼吸させる




宿で、トランクを床に置き
そのまま荷物を出し入れして過ごしていませんか?

あなたの荷物も長い空の旅で、狭いトランクに押し込まれ
シベリアの上を寒い思いをして耐えてきました。
宿に着いてまずすることは、荷物を出すこと!

・ドレスを出してクローゼットにかけ皺を伸ばす
・ディナー用の靴をクローゼットの下に入れる
・その他の服はドロワーの抽斗に入れる
・洗面用具はバスルームへ
・お化粧道具は鏡台の抽斗へ

トランクに入っていていいのはお土産だけです。
トランクも軽くして隅に立て、休ませてあげましょう。


日本で日常を共にしている服や物が
私と一緒にはるばる欧州まで来てくれた…
そう考えると毎回愛しくてたまりません♪

自分のワードローブから持って来たお気に入りのドレスを
遠い異国の地の宿でクローゼットにかける…
幸せで胸がいっぱいになる大好きな瞬間です。




以上、
私が旅の計画を立てるときと
出発当日にする、心がけていることでした。

次回は、
現地で “より豊かに” 滞在を堪能する為のルールをご紹介します^^